Northwave RAPTOR GTX は、かなり快適
冬の寒い足元を何とかしたい!!
これまで、冬場のサイクリングの際には、足元の寒さを防ぐために、つま先だけに着けるシューズカバーを使ってきました。
こんなやつです↓
ただ、この形式だとやっぱり足全体は寒いし、かといって、足全体をカバーするシューズカバーはメンドクサイので、寒い時期のサイクリングはおっくうになるという悪循環を繰り返してきていました。
という事で、奮発してSPDシューズを買い足しました。
Northwave RAPTOR GTXというモデルです。
※輸入代理店のHPにはPDFのカタログしかないので、本国のwebページを引用。
これがかなり快適です。
"SLW2"というBOAシステムに似たダイヤルでワイヤー締め付ける形で、カリカリとダイヤルを回せば最適の締め付け具合に調整されます。当初、ワイヤー1本だと、締め付けにむらが出るかと思いましたが、そんなこともありませんでした。まあ、考えてみたら普通の“ひも靴”が成立しているんだから、そんなに深く考えなくても良いのかもしれません。
バリバリのレース用のSPDシューズと異なり適度な柔らかさ(Northwaveの社内指標で、#8の硬さ<一番硬いのが15>)で、足を包み込むようにフィットしています。
特に、アッパーの柔らかさが印象的です。薄くて、張りのある合成皮革を使っているみたいで、足の形に合わせて全体を包み込んでくれるような感じで、どこか足の一か所が靴に当たって痛いという事がありませn。
ただ、僕の足はヨーロッパ人によく見られる「甲が高く、幅が狭い」形なので、この手の欧州ブランドの方が、日本製の物よりもしっくりくると付け加えておきます(最後は靴と足の相性なので)。
色は、とっても目立つ黄色です。妻から、「え?」という顔をされましたが、これは通勤で使う際に、車からの被視認性が高いことを重視した結果です。要はTrekのABCコンセプトを真似した訳です。
ちなみに、これでシクロクロスのレースにも出ています。
シクロクロスのレースは、シケインで走る区間もあるので、これぐらいの柔らかいのが丁度良いですね。
暖かさに関しても、Goretexのレイヤーが挟まれいて、防風性も発汗性もいい感じです。
という事で、「かなり快適」なお買い物をしました。
MAGURA MT6 2018モデル アップで撮ってみた
購入したMAGURA MT6。
しばらくは暇がなくて、自転車につけられないので、まじまじと写真を撮ってみました。
MAGURAといえば、代名詞的な技術が「CARBOTECTURE」と言われる、独自の樹脂成型技術。
要は、樹脂成型するプラスチックの中に、微細なカーボン繊維を“高純度”で混ぜ込んで、高い強度の部品を高精度で作る技術。
しかも、直近の技術では、カーボン繊維の方向までコントロールできるようになっているとの事で、鋳造の金属部品以上の強度だとか。
ま、行ってみれば、カーボンフレームに使われるCFRP(Carbon Fiber rainforce Plastic)が、エポキシ樹脂とカーボン繊維をラザニアの様に積層する技術だとしたら、CARBOTECTUREは、樹脂とカーボン繊維を完全に混ぜ合わせるスパゲッティの様な技術か!?
(なんのこっちゃ、余計分からなくなってきた)
ま、それはともかく。
機会があって、CARBOTECTUREできたマスターシリンダーの部品を持たせてもらったけど、ビックリするほど、薄く、軽く、硬かった、とここで言い加えておきます。
その上で、MT6の全体を見回すと...
好意的に言えば質実剛健、悪意を持っていえば色気が無い。
はい、XTRの部品が市場を席巻する理由がよくわかります。
ことブレーキに関しては、MAGURAの方が性能的XTR以上というもっぱらの評価ですが、見た目は完全にシマノが上ですね。形状のち密さ、加工の複雑さ、表面処理の美しさ、すべてにおいてシマノは圧倒的、特にXTRは別格と改めて思います(いわゆる「ほおずりしたくなる」スペック)。
ま、それを知ったうえで、MAGURAに乗り換えているんですけどね。
2018年03月に買えるカーボンシクロクロスバイクをまとめてみた
シクロクロスバイクが欲しいです。
世界的にはGravel Roadが厚いですが、アメリカみたいに延々とダート道が続くような恵まれた環境がなく、かつ、僕のように都会のショートディスタンスの用途が中心の人間にとっては、むしろシクロクロスのバイクのほうがしっくりきます。
しかも、今年の6月にアメリカミネソタ州に仕事に行く予定もあり、その際のoff timeに使えるバイクが欲しく、物欲上昇中です。
なので、2018年03月現在に買えるシクロクロスバイクをまとめてみました。
ただ、自分が欲しいと思えるもの限定なので、すべてのメーカーを網羅はしていません。ついでに、フレーム素材はカーボンonlyで選んでます。
Boone 5 Disc | Trek Bikes (JP)
2018年にモデルチェンジした最新モデル。
前後(シートポストとフロントフォーク)にISOスピードを搭載した、"Trekの王道"スペック。ドライブトレインはSRAM RIVALの1×と、ツボを押さえた仕様です。
スペシャライズドからは、CruXがシクロクロスモデルですが、トンでもない価格のS-worksと、フレーム単体、廉価版のEliteと3機種のラインナップでやる気を感じます。
うーん、やる気があって、魅力的。
通販でのダイレクト販売専門のCANYONも個性的なシクロクロスバイクを出しています。シクロクロス特有の「かつぎ」を意識したデザインだけど、ちょっと奇をてらい過ぎの気がします、個人的には...。
SUPERX APEX 1 Cannondale Bicycles
Cannondaleからは、ぱっと見は地味だけど、すご~く完成度の高いSuperX。
このモデル、レース会場だと良く見るんですよね。細部を見ていくと、衝撃吸収性に配慮したチェーンステーとか、XCモデルと同様のオフセットチェーンラインとか、玄人好みの仕掛けが色々と...。
ADDICT CX 10 DISC | SCOTT JAPAN
Scottも、Canoondale同様に、派手な部分はありませんが、ちゃんと最新スペックを搭載したモデルを出していますね。80万円の高い方は、SRAMの1×のシステムに、自社プライベートブランドのSyncrossのカーボンパーツで固められています。
X-NIGHT SL DISC / RIDLEY / ジェイピースポーツグループ / リドレー 日本オフィシャルサイト
RIDLEYも一時期レース会場でよく見られたバイクです。
よく出来たバイクだとは思うんだけど、見た目の面白みに欠けるのが素直な印象。
で、最後、かなり番外編なんだけど、BMCのCX1
さて、まずはこんな感じです。
また、随時書き足していきます。
ディスクブレーキを、XTRからMAGURAに乗り換えてみる
MTBのコンポーネントの世界で、性能と価格のバランスを考えたらシマノの製品が一番なのは間違い無いのですが、キャリアが長くなってくるとチョットした変化球が欲しくなってきます。
僕のMTBは、ドライブトレインがM8000シリーズのXT、そして何故かブレーキだけが、M9020(エンデューロ/トレイル用)のXTRという構成になっています。
ただ、このブレーキ、可もなく不可もなくという性能で、実際に、こんな記事みたいにSRAMのブレーキの方が良いよなんて話もよく聞くようになってきました。
そんな訳で、物欲がむらむらした僕は、ブレーキシステムを乗り換えようという事を思い立ち、行きついたのがMAGURA MT6っていう選択です。
トップモデルのMT8が欲しかったのですが、よくよく調べてみると
- 最大の特徴であるカーボン製のブレーキレバーが、2フィンガーデザインで、最近1フィンガーブレーキを覚えたばかりの僕にとっては握りにくい。
- もう一個の違いのカーボン製のハンドルバークランプも、シマノのI-specを取り付ける為の“Shiftmix”アダプタをつけてしまうと、アルミ製に逆戻りしてしまう。
という事で、その2つを除けば性能がほどんと一緒のMT6に落ち着きました。
さて、今日はここまで。