Trek Madone SLR インプレ#1 (買った!! 編)
新しいRoad Bikeを買いました。
Trek Madone SLR Disc です。
見ての通り、Project Oneでカラーカスタムをしています。あまり知られていませんが、フレームセットで買いました。それにDuraAceのDi2と、ENVEのSES3.4 Discを組み合わせています。言ってみれば、エアロに振り過ぎないオールラウンダーを目指して組み上げました。
実は、エアロロードを買う予定なんか全くありませんでした。僕はオフロードの愛好家なので、シクロクロスかMTBのレースにしか出ません。10年前にオーダーして作ったCherubim ULIを持っていましたが、シクロクロスのBMC CX01を購入して以来、まったく乗らなくなったので人に譲ってしまいました。
(ケルビムに興味がある方は、下のリンクを参照してください)
DSKの物欲: CHERUBIM(ケルビム) ULI インプレ [その2/レーシングバイクとしての性能]
ただ、普段“太いタイヤ”ばかりに乗っていると、なぜかRoadが欲しくなるんですよね。目的は、週末にショップの仲間と練習をする程度ですが、あの軽快感のある乗り物が無性に恋しくなることがあります(ちなみに今はうれしくて通勤でも使っている!!)。
僕の目的からすると、エンデュランス系のモデルがぴったり何でしょうけど、普段シクロ(BMC CX01)に乗っている僕にとっては、個性がダブってしまって物欲がわきません。しかも、エンデュランス系の「まったりとした」ハンドリングがそもそも好きになれないという指向的なおまけまでついてきます
そんな中、飛び込んで来たのが、モデルチェンジしたTrek Madoneでした。
見た目でエアロRoadの圧倒的な恰好良さに魅かれてはいましたが、速くない僕には不要の物と思っていました。ただ、今回のモデルチェンジ(Madone 9からMadone SLR)で、ISO Speedが進化したこと。それ以上に、ハンドル周りインテグレーションが一歩前進して、衝撃吸収性もポジションの自由度も向上した(という評価を読んだこと)が決め手になりました。
「これは、オールラウンダーのRoadバイクとして使えるぞ。」
巷では、圧倒的にSpecialized VENGEの評価が高いようで、おそらく「最速のエアロロード」という意味ではそれは正解かのかもしれません。ま、サイクルスポーツ(雑誌)の特集が、それにとどめを刺した感じがあります(実際にTrekの関係者が、みんなVENGEに行くとぼやいていました)。
ただ、僕の様なユーザーにとっては「快適な乗り心地」は妥協できない性能で、その意味でMadoneは、頭一つ抜き出たモデルだと思います。
その意味では、Bike Radarのこの記事がMadoneの性能を一番正確に評価していると思います。
記事のサブタイトルにある
Aero claims aside, this is the world's most comfortable — and now adjustable — aero bike
エアロ性能の宣伝文句は横に置いて、これは世界で最も快適で、そして今、調整可能なエアロバイクだ(筆者意訳)。
は非常に正当な評価だと思います(英語ですが一読をお勧めします)。
という事で、購入を決めました。
ここから少しづつ、詳しい話を書いていきたい思います。